パーキンソン病

経過年数で症状が悪化してしまいますので症状が出る前からの治療を強くお勧め致します。パーキンソン病は身体が固くなり(固縮)動かしにくくなる事が多く特有の4大徴候(下の絵)は筋肉を柔らかくほぐし動き易くする事で体力低下の予防効果と筋肉や関節の拘縮の進行を遅らせる効果があるようです。ストレッチによる柔軟性の獲得や、症状の特性を理解したうえで動かし方を工夫して目的動作を行う練習を行います。運動をし過ぎても症状の増悪を招く事があるので沢山の利用者さんへの経験している機能訓練指導員による正しいフォローをおすすめしています。


特有の4大徴候が出て来る前から行う事が大切なので、勇気を持って一刻も早く先ずは無料体験にてお試しされる事をお勧め致します(回りの方々への理解は難しいのが現状ですのでご自身で連絡しあん摩さんに来てもらってる等、個人情報は固く守られます)


この病気は経過年数によって状態がかなり違うのですが、高齢の方だと発症して数年経過した方がご紹介にて伺う事が多いです。

リハビリマッサージで訪問を開始し首、肩、背中から腰が拘縮があり固く張っている状態の方が多い様に感じますが筋肉をほぐして柔らかくなりすっきりするとの声が多いです。また、長く患っている方は薬の影響で「ジスキネジア」という症状が出る場合があります。腕や足が勝手にクネクネ動いてしまうものです。

主治医によると、ジスキネジアは薬などで症状を抑えることが難しく、困っている人が多いそうです。ただ、数名の患者さんはマッサージやストレッチを行うことでジスキネジアの症状をほぼ確実に抑えることが現在は出来ている状況です。


パーキンソン病

中脳の黒質というところで作られるドパミンの量が低下することで症状が出ると言われています。高齢の方に多い病気です。静止時振戦(ふるえ)、筋固縮(こわばり)、無動(動き出しが悪い)、姿勢障害(バランス悪化)などが主な症状とされています。

L-ドパ(レボドパ)という薬で症状が改善し、他の病気がなければパーキンソン病と診断されることが多いです。投薬治療で対症療法を行うのが基本ですが、悪化した場合は手術もあります。進行性の病気で徐々に悪化しますが、生命予後にはあまり影響を及ぼさないと言われます。

高齢者は注意

75歳以降でパーキンソン病が発症した方はあまり予後が良くない事が多い様です。病院などを経て状態が悪くなってから相談があるからかもしれませんが、数年以内に歩行能力低下→転倒→骨折→寝たきり→誤嚥性肺炎

このような流れで亡くなる方が非常に多いです。パーキンソン病では飲み込みも悪くなるため、誤嚥性肺炎で亡くなる方が全体の四分の一程度を占めとの統計もあります。だからと言って、全く歩かないようにするわけにもいかず、いかに安全に歩行が出来る環境を作るかが大切と感じています

ジスキネジア

ジスキネジアはL-ドパなどの抗パーキンソン薬を長期間服用することで出てくる症状です。若くして発症した人に多く、数年で症状が現れます。クネクネ踊っているように手足が動いてしまう症状で、意識的に動きを止めることは困難の様です。薬が効きすぎた状態のため、薬を少しずつ服薬したり種類・飲み合わせを変えることで対応するのが一般的との事です。


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北摂地区:担当倉本